済州島・西帰浦市にある「マノーブラン」は、毎年5月23日から8月31日まで「あじさい祭り」を開催しています。特に見頃は6月下旬から7月初旬で、この時期は色鮮やかな満開のあじさいが広がります。会場は「西帰浦市安徳面日州西路2100番ギル46番地」に位置し、山房山(サンバンサン)や兄弟島、そして南海の絶景を一望できる名所です。VisitKorea 2025
入場はカフェのドリンク購入(入場料込み)または、直接入場券(大人4,000~6,000ウォン)で可能です。営業時間は09:00〜18:30(ラストオーダーは18:00)です。Trip.com 2025
およそ2,000坪(約6,600㎡)に広がる敷地には、7,000株以上・30種類以上のあじさいが植えられています。「エンドレスサマー」「ピンクアナベル」「ルビーアナベル」「ミスサオリ」などの欧州品種や、済州固有種「山水菊」「タムナあじさい」なども観賞できます。土壌の酸性・アルカリ性により多彩な色彩を楽しめるのも特徴です。VisitJeju 2025
庭園内では「山房山」「松岳山」「兄弟島」「海」が一望できる風景とともに、100mのあじさいトンネル、屋外ピアノ、フォトロードなどが人気です。特に朝日の時間帯は幻想的で、プロカメラマンにも撮影地として愛されています。Ban‑life 2024
園内では「ミスサオリ」など珍しい品種を探すイベントも開催中。ピンクと白の繊細な色合いが魅力の品種で、花好きにはたまらない体験です。Ban‑life 2024
カフェ「マノーブラン」では、クラシック音楽やアンティーク食器が楽しめるヨーロッパ風インテリアの中で、スペシャリティコーヒーや季節の果物ラテ、済州特産ハルラボン茶などが味わえます。ドリンクを購入すると、庭園の入場料が無料になります。DayTrip 2025
あじさいの季節が終わっても、「マノーブラン」は年間を通して花の名所です。8月からはピンクミューリー、秋には百日草、冬には椿が咲き誇ります。ピンクミューリーは4つのガーデンで楽しめ、毎年その規模が拡大しています。Naver Modoo 2025
体重10kg以下の小型犬であればリードやハーネスを付けて入場できます。ただし、カフェの室内利用は制限される場合があります。Ban‑life 2024
マノーブランの立地は西南済州の名所にも近く、「山房山」「龍頭海岸」「城山日出峰」「オソルロクティーミュージアム」など、車で10〜15分圏内です。花鑑賞と一緒に済州観光を楽しみましょう。Trip.com 2025
「WePick済州パス」などのツーリストパスを活用すれば、入場料やカフェ割引、周辺施設やレンタカーの特典が受けられます。スマホチケットとして利用できるので、旅先でも便利です。
マノーブランは単なる花の名所ではなく、自然・欧州文化・カフェ・ペット共生の多層的な魅力を持つ特別な場所です。6月のあじさいだけでなく、秋のピンクミューリーも含め、済州旅行に欠かせない名所です。